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上方落語寄席

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上方落語寄席・イン・キエフ〜姉様キングス〜

−日本の伝統的な笑いの世界−

関西で大人気の桂あやめ林家染雀のユニット「姉様キングス」がウクライナの首都・キエフへ! 旧ソ連圏で初めての大きな試みが実現する。
三味線とバラライカによる抱腹絶倒の音曲漫才、そして、本格的な落語が繰り広げられる……。

2005年11月18日(金)

14:0015:00 キエフ大学

(14, Bulv. Shevchenko/黄色の校舎2階)

* * *

2005年11月19日(土)

19:0020:00 学者会館

45, Vladymirskaya Str./黄金の門からスグ)

参加費:両日とも無料

* * *


桂あやめ(かつらあやめ)

神戸市兵庫区出身

桂小文枝の追っかけを経て、1982年「運転免許をとること」を条件に五代目桂小文枝(現五代目桂文枝)に入門を許され、花枝を命名される。女性という噺家の壁を創作落語というジャンルで風穴をあけ、新境地を開く。連続殺人犯に襲われるという事件もあったが、最近は林家染雀とのユニット「姉様キングス」で芸者活動(?)も本格始動した。「蜘蛛グッズ収集」という変わった趣味がある。

1987ABC漫才落語新人コンクール最優秀新人賞、2002年文化庁芸術祭演芸部門優秀賞


林家染雀(はやしや そめじゃく)

大阪府八尾市出身。

4歳の頃よりクラシックピアノを習い、大学時代は歌舞伎・能を中心とした古典芸能全般を研究する傍ら、民族音楽にも感心を持ち、特にインドネシアには、何度も渡航。現在、日本舞踊を花柳流、長唄を今藤流、茶道を裏千家で勉強しており、噺家のみで結成されているバンドにも参加、キーボードを担当。1998年には大阪市主催の「市川猿之助ワークショップ」に参加。またジェンダーフリーを目指し、女流落語家の桂あやめと音曲漫才「姉様キングス」を組んでいる。興味のベクトルは古今東西を問わず多岐にわたっている。

芸風にもそれは生かされており、日舞・鳴り物等の素養と相俟って、落語界にとっては貴重な存在だ。伝統の寄席芸能にも力を注ぎ、「松づくし(寄席の踊り)」を得意とする。現在、兵庫県川西市の公民館講師を任されている。

1997年「大阪府芸術劇場奨励新人」認定。2000年「大阪文化祭賞」奨励賞、2001年 「第38回なにわ芸術祭」奨励賞、2002年「第39回なにわ芸術祭」新人賞など数々の賞を受賞している。

 

主催:

日本ウクライナ文化交流協会

協賛:

Dreams Come True Foundation

 
 

* * *

 

落語とは

落語の起原についてはいろいろな説がありますが、元々は仏教のお坊さんのお説教であるとも言われております。面白おかしく話をしながら、布教をしていく、それが落語の起こりです。その中からとくに話の得意な人がプロのパフォーマー(落語家)になりました。今から約300年前の元禄の頃、京、江戸、大坂にほぼ同時にプロの落語家が現れました。この人々が我々の直接のご先祖様です。

さて、落語は座布団の上に座って一人でお芝居をするのですが、「ひとり芝居」とは大きく違います。「ひとり芝居」は、例えば「シラノドベルジュラック」をひとり芝居にするとすれば、扮装をしたシラノという男がいて、シラノのセリフはシラノ自身が喋り、他の出演者はそこにいる体(てい)として、シラノが受け答えをします。これで話が進んでいきます。落語の場合、演者は何の扮装もせずに、どんどん役を変わっていきます。男になったり、女になったり、子供になったり、おじいさんになったり……。

場合によっては、犬になったり、花になったりもします。その役になって喋っているのです。しかも、落語は、役を変えながら、ほとんど声のトーンを変えません。喋っている間(早い遅いやタイミング)や喋る向きを変えることで、違う役を表現しています。ですから、皆さんには頭の中で映像をつくり出してもらわねばなりません。映画で例えれば、スクリーンは皆さんの頭の中にあるのです。

落語には必ず「オチ」があり、これで話が終わります。ウクライナやロシアのアネクドート(小話)にも最後にはオチがありますが、それと同じことですね。

  

 

落語「気の長短」……林家染雀

気の長い人と気の短い人が友達同士だったら……という話です。

気の長い人は何をするのもゆっくり、それを見て気の短い人はイライラする。そういうおかしさを表現しています。日本のお菓子「饅頭」を食べる仕草や日本の煙草「キセル」を吸う仕草をお楽しみ下さい。

日本の着物は生地を買ってきて、自分の体のサイズに仕立てます。これを「誂える」といいます。また庶民は古着屋で着物を買うこともありますが、そこで売っている、もう着物に仕立ててある(大概は古着ですが)ものを「吊るし」といいます。

  

 

踊り「どうぞ叶えて」……林家染雀

歌詞は次の通りです。「どうぞ叶えてくだしゃんせ。妙見さんに願かけて帰る道にもその人に逢いたや見たや恋しやとこっちばかりで、先ゃ知らぬ。エー、辛気らしいじゃないかいな」。

20歳の女性が妙見さんというお寺にお祈りに行きます。私が好きなあの人が私のことを好きになってくださいますように……と。

お寺への道は石の階段を上がって行かねばなりません。お寺に着くと水で手と口を浄めます。仏さんにお賽銭を上げて、お参りをし、また石段を降りて帰る途中、自分が思うあの人がちょうど前を通りかかります。

「あ! あの人だ!」と思って声をかけようとしますが、好きな人はこっちの思いなど知らずに通り過ぎてしまいます。「もう! いやになっちゃう!」と思いながら、家へ帰って行く、女心を表現しています。

この踊りは、80歳のおばあさんがもしお参りをしたらどうなるか、という後半が見どころです。全く同じ動きをおばあさんがしたらどうなるか、そのおかしみをお楽しみ下さい。

  

落語「動物園」……桂あやめ

今から80年くらい前に出来た、落語の中でも比較的新しいタイプのものです。

日本には昔「移動動物園」といのがありました。動物を車に乗せて、あちらこちらをまわり、公園や広場などを借りてそこで動物園を開く。けれど、その動物園で一番人気の「トラ」と「ライオン」のうちトラが死んでしまいました。このままではお客さんが減ってしまいます。さあ、困った動物園はどういう対策をしたのか……。

人間がトラになって動く仕草は面白く、いかにも落語でしか表現できないおかしみです。

  

漫才「姉様キングス」……桂あやめ、林家染雀

今落語をした二人が今度は芸者の姿に変身して漫才を披露します。漫才とは二人(以上)の人間が面白いこと言ったりしたりする芸で、元々はお正月にそれぞれの家を回ってお祝を言う「門付(かどづけ)」という芸であったと言われており、その起原は古いものです。

我々姉様キングスは「音曲漫才(おんぎょくまんざい)」というスタイルを取っており、楽器を演奏しながら、歌に乗せて面白いことを言ったり、風刺をしたりします。

林家染雀が持っておりますのは日本の三弦楽器で三味線と言い、桂あやめが持っておりますのは御存知のバラライカです。

本日は「都々逸」「猫じゃ猫じゃ」「アホ陀羅経」という歌を御覧に入れます。「都々逸」とは日本の「和歌」や「俳句」と言葉のスタイルが似ており、それを音楽に乗せて表現します。

「猫じゃ猫じゃ」は面白い歌で「猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが、猫が下駄はいて絞りの浴衣でくるものか、おっちょこちょいのちょい、おっちょこちょいのちょい」というのがオリジナルの歌です。

夫婦の間で、夫が浮気をした。妻の留守に女を家に連れ込んでいたのを、奥さんに見つかってしまいます。奥さんに「あの人は誰!」と責められたとき旦那は「いや、猫が来たのだ」と言い訳をします。すると奥さんが「ウソおっしゃい! 猫が下駄をはいて、着物着て来る訳ないやないの!」と言い返します。「おっちょこちょい」というのは「あわてもの」という意味で、これが効果的な囃子言葉になっています。

「アホ陀羅経」は仏教のお経をもじって作られた芸能ですが、日本のラップ音楽と思ってお聞き下さいませ。 

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   最終更新: 2018-02-24