ヘリホリ・ディチョックの日本初個展
ピサンカの世界
2007年3月26日〜4月1日
東京・ギャラリー銀座にて

様々なデザインを、ペンのように細い線を蝋(ろう)を使って卵の殻に施し、その上から染料を重ねていく、ろうけつ染めのような技法で作られる卵細工。それがピサンカです。
ピサンカの歴史
ウクライナの伝統的な卵細工、ピサンカ。その歴史は3000年以上前にもさかのぼります。
原始の昔、宗教などが広まるよりも前、人は「太陽」を崇拝していました。ウクライナにおいて卵は、その黄身の部分が太陽のようであること、また太陽が大地の草木に命を与えるように、卵から雛が誕生するという「生命」を象徴することから「太陽」崇拝のシンボルとして使われるようになりました。この卵に当時人々は、自分の捕獲した動物の絵や、平和、太陽などの意味をもつデザインを描いていました。これがピサンカの始まりです。ピサンカは未来を象徴する占いの役割としても扱われるようになります。
その後卵に描かれる模様は発展していき、人々はその意味を託して、ピサンカを友人や家族に渡すようになりました。キリスト教が伝わると、ピサンカはイースター(復活祭)のシンボルとして使われるようになり、各家庭ではピサンカを作り、贈りあう習慣ができました。この習慣は伝統として、今だ続いています。
ピサンカアーティスト Hryhorij Dyczok
(ヘリホリ・ディチョック)
1969年、カナダ・トロント生まれ。ウクライナ移民の両親を持つことから、幼少の頃よりウクライナの伝統・文化に囲まれて育つ。伝統文化としてのピサンカを作るうち、この卵細工に「アート・芸術品」としての可能性を見つける。日本に6年の滞在の後カナダに帰国、改めてピサンカの魅力を確認し、ピサンカ作品作りに専念する。直径20センチほどのダチョウの卵を使用した作品の他、近年は小さなうずらの卵へのデザインも手がけている。伝統的なデザインはもちろんのこと、作家独自のデザインを施した作品は、そのデザインの素晴しさと精密さが高い評価を得ており、度々マスメディアに取り上げられている。現在カナダ在住。
Hryhorij Dyczok 日本初個展
受け継がれ、さらに進化するウクライナの伝統と文化、そして壮大な宇宙を感じさせるデザインの世界。カナダきってのピサンカアーティスト・ヘリホリ・ディチョックが初の個展を日本で開きます。
2007年3月26日〜4月1日
東京・ギャラリー銀座にて
個展会場詳細
http://www.rr.iij4u.or.jp/~gallery/ (ギャラリー銀座)
お問合わせ
www.dyczokpysankaart.com (作家ホームページ)
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便利なリンク
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dyczok pysankaart homepage
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ウクライナの卵細工のピサンカの世界についてのホームページです。
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ギャラリー銀座 -
銀座マロニエ通り沿いで楽しくやっている画廊です。96年12月に開廊し、絵画をはじめとする作品を毎週展示しております。多くが、見に来ていただいた方が、ほっとするような暖かい作品です。
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